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両手にしゃもじを持ったらば

5次槍弓、腐女子向け小説サークル「両手にしゃもじ」です。意味がわからない方はお戻りくださいませ。 主にオフライン情報や通販のお知らせや日々のつぶやきです。

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突然ですが、広島牡蠣フェスタに行ってきたでござる。
ぐつぐつ
腰を据えてカキ食うぜ!がっつり食うぜ!肉とか魚とかもあるけどカキしか食わねえぜ!
というわけで、牡蠣焼きまくりました殻むきまくりました熱っつい。殻をこじ開ける時アチアチの汁が軍手にじゅわ~と滲みて指が逃げられんあっつい!!マジな話ちっと火傷したしかし負けぬ!!
牡蠣1kg1600円なり。だいたい殻つき10こ
ノロウィルス防止のため、よおく焼かなければなりませぬ。食し方はまずグリルでフタをして3分焼き、殻を気合いで(違)こじ開けた後再びフタをして3分焼く。85℃以上で1分以上焼くべし。
つまり並べる→フタする→3分→殻こじ開け祭り→フタする→3分→一応温度計をぶしっとカキに挿して温度確かめ、85℃以上でぐつぐつしてるの確かめたら食え!という流れで。

こじ開け係は不肖私めが引き受けましたが、簡単に開くコとなかなか開かないコがいましてな…これが途中から、おかしな妄想が頭の中に広がってまいりましてな…。
一緒に行った友人に「顔笑ってるコワイ」と言われたほど楽しくなってたその妄想、

『ほおらイイ子だから開いてごらん?怖くないからね~?おいし~く食べてあげるからね?そうそう美味しそうだね…可愛いね…ふふふ…』とか
『こらこら悪い子だ、こんなに私を手こずらせるとは。食べ頃なのはわかっているんだよ…イイ子だから開きなさい』とか囁く攻め様(好きなキャラで)

アホな妄想しつつオリャ―!とこじ開ける腐女子アヤシイこわい己がことながら頭ヤバイ。
そして幻のグリーンオイスター(激ウマ)は素直なイイ子ちゃんでしたが、最後に食べた特選牡蠣(高いデカい)が、がっちり殻を閉じまくってガードが超固い。むんぬぅ~ぬあ~と奮闘する潮香、こんなにガードが固いコイツはアーチャー並とかアホなこと考えてた顔やっぱり笑ってた。ふふふ楽しくなってまいりましたこれはもはや戦だ!アーチャーの固く閉じた殻をどうあっても開いてやるぁ~!

結局一度断念して焼き直し(単にデカいので倍の6分前焼きにかかるの知らなかった)、再アタックでなんとかこじ開けて磯の香りごとおっきなアーチャーもといカキをいただきましたホクホク。
殻と戦いながら「これで中身ちっちゃかったら泣けるな」と考えて、「いやこれはアーチャーなんだから(違う)ちっちゃいワケねえ」とか考え直した。すいません。

というわけでアホすぎる牡蠣弓妄想を閉じておこうと思う(いらんて)。ある時は優しくある時は力づくでこじ開けた戦果はほんとに美味しかった御馳走様アーチャー牡蠣。
牡蠣弓に挑戦されるチャレンジャー様は「続きを読む」からどうぞ。

拍手[24回]





以下牡蠣弓注意。


「おらアーチャー、何今さらカワイコぶってんだよ開けよ」
「やっやめろ、絶対に開かないぞあきらめたまえ!」
「バカかてめえ、お前には高い金払ってんだ。その肌堪能して美味い中身いただくまで帰れるワケねえだろが」
「わたっ、私は開くつもりはない!他に比べて私は厳選牡蠣の中でも小さいほうだろう、『殻が開きません』と申し出れば係の人が他の厳選牡蠣と取り替えてくれるはずだ。私は殻を開かない不良品だ放っておいてくれ」
「クソッタレマジで言ってんのかそれ。他のと比べてもお前ががっちりデカくてずっしり重いの知ってんだよ殻もデカいが中身もたっぷり詰まってんだろわかってんだよ。さぞかし食いでがあるんだろうなあ?この殻こじ開けた中身はぷりっとしてて歯ごたえがあって、噛めばジューシーな汁がじゅわあと」
「やっやめろおかしなことを並べるな!私は違う、この身を開いたりなど」
「おお?熱っつい汁が零れてきたぜ?ここがお前の殻の合わせ目かあ…」
「あっやめろ!そこにナイフをこじ入れてくるんじゃないそんなことをしても私は開かないのだから、君の手が汁で火傷してしまうし手が滑ったりしたら君の手にナイフがささりそうで怖い」
「えー、オレの心配してくれんのかよ?かぁわいいの」
「ちっ違う…!そうではなくて、あっや、こら…!」
「あ、身にナイフが届いちまったか?崩さねえようにゆっくりやるから…大丈夫だぜ。つるすべのお前の肌に傷なんかつけるもんかよ」
「ラン、サー…!あ、っ…」
「お、少しズレたぜ、1ミリくらい開いた…ってコラ!ナイフ抜いた瞬間に閉じんじゃねえよ!」
「しかし…っ」
「怖くねえって…な?イイ子だから。オレに全て任せな。ほら…」
「ランサー…だっ駄目、やっぱり、駄目だっ!」
「なんでだっての。大切なお前のためにこれでも優しくしてやってんのがわかんねえのか。あんまり焦らすならてめえのこの殻、力づくでこじ開けてやってもいいんだぜ…それともいっそ、バラバラに殻ひんむいてやろうか」
「…っ」
「お前の剥き身を大切に楽しみにしてるからこそ、こうして熱いのも痛えのも我慢してやってんだ。いい加減お前のエロい中身見せろっての。そんなに頑なに閉じてりゃ閉じてるほど燃えるんだからよ。そんなにぴったり守ってるお前の中身がどれほどたまんねえ味なのか、もう想像するだけで涎が出る」
「ら、ランサー、よせ」
「締めはお前って決めてんだ、ほおらさっきより開いてきた。もう覚悟を決めてオレに食われな、アーチャー」
「ランサー、ランサー、あ、もう、ひらいて、しまう、からっ…いやだ、恥ずかしい、こじ開けないでくれ…っ、あっ…!」
「オラ開いたぜ、うおう…すっげ、お前の身白くてぷりっぷりでつやっつやじゃんかよ…。思った通りだぜ。オラ全部開けって、開け!ここまできてまだ抵抗する気なのかよ、お前を食わせろアーチャー!」
「あっランサー!そんな無理やりにっ…ああそんな飢えた目で私を見ないでくれ。…わかった、もう…君になら食われてしまってもいいから。こんな私でいいのなら…」
「アーチャー…!」
「たっただ、もっときちんと熱を通してからにしてくれ、でないときっと危険だろうから。私は生食用ではないのだ、あと6分加熱してくれ。そうしたら…食べていい…私を」
「ああアーチャー、好きだぜ愛してる。心配すんなちゃんとお前の食い頃はわかってる。すっげえ…今まで見たどれよりも大きくて立派だぜアーチャー。それに真っ白で綺麗だ」
「白いうちはまだ生なので」
「わかってるっつの。黄色っぽくなってきゅっと身が締まった頃が、お前は美味いんだよ。ああ、いい匂いだ。他のとは違う、海の香りが強くてたまんねえぜ」
「味も君の舌にかなうといいのだがね…さあ、そろそろ焼けたようだ、存分に…、召し上がれ」
「うっ美味い!うめえよアーチャー!すっげ!お前最高!デカくて身が詰まってて弾力があって肌は舌につるりと滑って…こんなにたっぷり汁も出やがって。オレのためだろ?そうだよな?」
「ああそうだともランサー、君に美味しく食べてもらうために、私はこの身を捧げるのだ。気に入ってもらえたかね?ならば私も嬉しいのだが…」
「ああ最高だとも、アーチャー愛してる、愛してるぜ…!」
「私も、君を…ランサー、君に食してもらえて本当に嬉しい」





「っていう夢を」
「貴様のそれは白昼夢だランサー。たかがビールで酔っぱらったのかねケルトの大英雄様は?牡蠣を食うにあたってさえたわけた妄想をするとは、貴様の頭の中身には脳みそではなく牡蠣が詰まってるのではないかね、ああ生臭い」
「ほんと失礼だなてめー。オレは至って正常だっつの。お前がエロいから悪いんだっつの。何見ても昨夜のお前がチラついてもう」
「たくさんの人が牡蠣を焼いて食べている牡蠣小屋ではっきりと何を言っているかたわけ。もうお前の分の牡蠣は焼いてやらんぞ」
「あっごめんなさい焼いてくださいっつかその特選牡蠣買ってきたのオレなんですけど」
「知るかたわけが。悪いと思っているのならもっと買ってこい」
「えっそれで許してくれる?マジで?」
「あとこの『牡蠣にあう日本酒』というやつもな」
「日本酒飲む気かお前」
「悪いかね。せっかくこんなものがラインナップにあるというのにビールを飲んでいる空気の読めない味もわからない貴様に言われたくない」
「…わかった。買ってくるな」
「?いきなり殊勝な顔をしてどうした、ランサー」
「いや…酒、飲むんだろ?」
「そうだが。早く買ってこい、焼けてしまうぞ」
「ああ、すぐ買ってくるな!」
「?」
「…日本酒飲む気かあ、すぐ真っ赤になってとろ~んてイイ気分になっちまうクセに。自分でわかってねえんだからなあ。こりゃ食い終わったら速攻帰るか…いやこの辺、すぐ近くにラブホもいっぱいあったよな、そっちに連れ込むかあ~」
お酒飲むと気が大きくなって大胆になるアーチャーさんの運命やいかに。



…ほんと、失礼しました…。とほほ。
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潮香
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女性
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腐妄想
自己紹介:
5次赤弓さんにはあはあする成人女子。ツイッターはコチラ
もっぱら脳内で繰り広げられる妄想に耐え切れず、時々文章にして垂れ流している。
最近ではマーベル映画と今さらながらにジョ〇ョの承太郎さんにもハマっている。どうしてこう高身長でムキムキで低音ボイスの男ばかりなのか。

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